
株式会社アルファエンジニアリング ホーム > 営業品目 > 優先駐車装置
概要
近年、ハンディキャップのある方への駐車スペースが普及する中、そのスペースを健常者が不正利用することでトラブルが発生しています。
優先駐車装置「おもいやり」は、このトラブルを軽減することを目的としており、不正使用者に対して警告ランプ、音声ガイダンスにより移動を促す装置です。
この装置は、不正使用を強く排除することを目的とせず、必要な方に駐車場を優先的に仕様していただくことを目的とした装置です。集中制御装置など大掛かりな設備は不要です。本装置は車両を検出するセンサー、警告ランプ、音声案内を出力するスピーカーを組み合わせたもので、駐車スペースに車両が入ったことをセンサーが感知すると、一定時間後に警告ランプが点灯し、音声案内によって一般車両の移動を促します。
ハンディキャップのある方には、警告を解除する「おもいやりキー」を配布しておき、キー操作により警告を解除していただきます。
特徴
(1)設置工事が簡単
本装置をアンカボルトで固定して、商用電源AC100Vを供給するだけの簡単な工事で設置出来ます。
(2)シンプルな構成
1台の駐車スペースに本装置を1基設置するだけで動作します。
ハンディキャップのある方には、警告を解除する「おもいやりキー」を事前に配布しておき、キー操作により警告を解除していただけます。
機能
運用方法により鳴動タイミングや音声内容など、さまざまな設定が可能です。
(1)機能ブロック図
シンプルな機能構成であるため、音声や警告のタイミングが容易に可能です。
(2)動作フロー
あらかじめ配布された「おもいやりキー」を利用した場合と不正利用した際の動作フローは図4です。
また、スピーカーからの警告内容は任意に変更が可能ですが、標準の音声は以下の通りです。
『ここはおからだの不自由な方の駐車スペースです。駐車される方は所定のカギで警報の解除をお願いします。鍵をお持ちでない方は案内板をご覧ください。』
仕様
基礎部 400(W)×400(D)mm
ポール高 1,655mm
質量 40kg以下
消費電力 警告ランプ非点灯時:8VA以下、警告ランプ点灯時:19VA以下、寒冷地屋外ヒーター使用時:10VA
駐車検出部 位相検出距離センサー(赤外線方式)
パンフレット
